沖縄での土地選びのポイントやコツ、注意点は?

那覇の街並み

住宅を建てる際にまず必要なのは土地ですが、選ぶ際の注意点やポイントがいくつかあります。
今回のコラム記事では土地選びで抑えるべきポイントや注意点を紹介していきます。

目次

土地の種類

土地には全部で23種類あり、地目(ちもく)とも呼ばれます。その中でも、住宅や店舗を建てる場合は地目が「宅地」でなければなりません。

土地は23種類に分けられる

田、畑、宅地、塩田、鉱泉地、池沼、山林、牧場、原野、墓地、境内地、運河用地、水道用地、用悪水路、ため池、堤、井溝、保安林、公衆用道路、公園、雑種地、学校用地、鉄道用地

地目は変更することもでき、登記簿を見れば以前の土地の種類を確認することができます。
以前の土地が水田や池沼だった場合は、地盤が弱いケースがあるため、登記簿は確認しておきましょう。

土地選びの注意点

災害には強い土地かどうか?

沖縄と言えばキレイで透き通った海!
海が臨めるオーシャンビューの家には憧れますよね(˘︶˘).。.:*♪

ですが、実際に長く住むとなった場合に、考えなくてはいけないのは災害です。
賃貸ならまだしも、自分の土地、持ち家となると話は別になってきます。いつ地震や津波、高潮、浸水などの災害が発生してしまうのかは分かりません…。

「災害を踏まえてもどうしても海が見える土地がいい」という方以外は、やはり災害に強い土地に越したことはありません。

災害に強い土地かどうかはハザードマップを見れば確認することができます。

ハザードマップの見方は簡単で、まずは閲覧したい地域をクリックします。

ハザードマップ

各地域によって、災害情報が確認できるページが用意されているので、そこから確認してみましょう。下は那覇市のハザードマップとなります。

電気・水道は通っているか?

これは田舎の場合となりますが、電気・水道がその土地まで通っているかも確認しておきましょう。もし、通っていない場合、電気・水道を引いてこなくてはならず、その分費用もかかります。

高低差はあるかどうか?

土地に高低差がある場合、そのまま建築することが出来ないため整地しなくてはならず、その分費用がかかります。
場所が条件に合っている場合は、整地代をかけてもいいかどうかも含め検討されてみてください。

日当たりはどうか?

朝、昼、夕方、夜と実際に現地に赴き、日当たりの確認は必須です。夜に行くと、街灯が少なかったりする場合もあります。

治安はどうか?

小さいお子さんがいる場合は、特に気を付けたいポイントです。夜にはコンビニに若者がたむろしていないかなど、現場に赴き確認してみましょう。

土地選びのポイントやコツ

土地選びの注意点を踏まえ、次は近隣の環境を確認してみましょう。これらの条件を整理してどの条件を優先するのかを検討していきます。

交通アクセスが便利

モノレール駅やバス停が近いと交通アクセスが便利となります。学校や会社への通いやすさも大切なポイントです。

買い物施設

日常的な買い物がしやすいスーパー、コンビニ、ショッピングモールが近いということもポイントとなります。

公園や緑地はあるか?

小さな子供がいる場合は特に大切なポイントです。

病院や銀行、郵便局などの公共施設

近隣にあると便利なのが病院や銀行、郵便局などの公共施設です。

地域の将来性はどうか?

土地周辺がどう変わるのかを予測することも大切なポイントです。たとえ今は何もなくても、スーパーや商業施設など今後発展するのかどうかもチェックされてみてください。

変形敷地は実は掘り出し物!?

変形敷地とは、キレイな正方形や長方形などの土地ではなく、三角形や細長かったりと、変わった形をしている土地のことです。
変形地域だと、規格量産型の住宅を建てるハウスメーカーの場合、住宅を建てられない場合も多く、建てられたとしても敷地をうまく有効活用できないケースがあります。

そういった理由から基本的には、変形敷地は建物には不向きで、価格が割安に設定されていることが多くなっているんです。
ですが、設計事務所に依頼する場合は話が違ってきます。その変形敷地に合わせた設計デザインを行い、敷地を最大限に有効活用し、個性的な住宅を実現することが可能です。

当社(有限会社 照)は、沖縄の土地探しから、企画立案、設計、施工、リノベーションまで対応しています。
変形敷地の場合は、まさに私共設計士の腕の見せ所となります(๑•̀ㅂ•́)و✧

沖縄地域の土地、住宅や店舗に関することなら、ぜひ一度お気軽にご相談・ご連絡ください。

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